いつかまた、会える日まで。





「バカ。もう知らねーよ?」



「えっなにが?」




もっと照れた回答を待っていただけあって、

ちょっと予想外。



大輝は、あたしをヒョイっとすくってソファから持ち上げ、ベッドに落とした。



「いったぁー!」


「もう知らねぇってさっき言ったからな?」





そう言うと、大輝の顔はさっきの5cmよりも近くなった。




「…ん……んん…」



< 527 / 553 >

この作品をシェア

pagetop