蒼姫様は、守られません!!③~完~
「私は...本当のところ、どちらでも良いの」

「え、」

「今日は解散!

愛桜、茉緒。すぐ来なさい」

「祖母様!」



勝手に総会を終わらせて、奥へ行く祖母様を二人で追いかける

姉様の両親もついてきた



「何を言い出すのだ、お前は」



平手打ちを食らった

全然痛くないんだけど、この人ほんとに老人?

中に10代の人間入ってない?



「茉緒に継がせる?

そんな馬鹿なことわしが許すとでも思うてるのか」

「何故、それを馬鹿と言うのでしょう?」

「!?」

「姉様の何を見て、祖母様はそう言うのですか?」



祖母様は信じられないようなものを見る目で私を見つめた

姉様も隣で驚いている

姉様の両親も

私がここまで歯向かうのも初めてだからだろう
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