蒼姫様は、守られません!!③~完~
16章

新生、【蒼月】

「やー、さすが姫...じゃなかった、愛桜さん」

「郁斗、呼び方安定してもらえない?」

「てかお前仕事しろ」



はい、4月になりました!

みんな進級した!

理と郁斗が中学生になりました

そして、私達は、受験生ですねー



「愛桜、受験しないじゃん」

「あはは、また海外留学だけどね」

「でも、蘭と一緒でしょ」

「まぁね」



蘭が一緒だから一年で帰ってくるけど

ちなみに蘭の留学に関してはお母さんが頑張ってくれた

是非関わりを、とか何やら言ったんだって

一応日本で一番の財閥だから

向こうも無下には出来なかったらしい



「みぃちゃ...」

「危ないから、足元ちゃんと見て?」



思わず抱き留めれば下っ端達から

普通逆じゃね!?と声が上がった

うん、聞こえてる聞こえてる

立騎可哀想に...



「これより---」



今回も変わらず優が司会を務めていた

そして今回は、姫の任命はなし

傘下や同盟も来てるし

どの族がいつ裏切るか分かんないし、教えませーん



「では、改めて

6代目副総長、〈月蝶〉」

「はい?」

「一言どうぞ」
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