蒼姫様は、守られません!!③~完~
そして、走り出して一時間後くらい



「おー、みんなお疲れ様ー」

「くそ....信号待ちがなければもっと早く帰ってこれたのに....」

「それなー」



何を悔しがってんのよあんたらは

蘭と戯れながら、呆れた目で班員を見る

すると班員が私を見た



「え、なに?」

「はい!第一回B班班員会議を行います!

議題!ウチの班のリーダーの体力が底無しな件について」



え、郁斗?

他のみんなも何言ってんの

蘭ちゃんもね?楽しそうだけど、笑ってんの可愛いけど!

あいつらは絶対そんな楽しい話してないよ?



「おーい」

「副総長の体力やべーよな」

「あのー」

「後半ペース上がってたよな」

「え、何みんな怒ってんの!?」



私をスルーし続けるというのはまさかそういうこと!?
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