蒼姫様は、守られません!!③~完~
でも結局勝てなかったから
私のことなんてもうどうでも良いのでしょう?
「どうして、戻ってくるの...」
記憶は無いのに、ひどく心が痛む
胸元を押さえて、しゃがみこんだ
部屋から出てきた母様と父様に気付いてもらえないかと
期待して、裏切られる
「大丈夫ですか?」
どうして...
母様達でさえも、気付かなかったのに
貴女はいつも、無意識に私を救うの...?
それだから、貴女が壊せないのよ、私は
不意に視界が眩んで、意識を手放す
その直前に聞いたのは、
大嫌いに"なりたかった"あの子の声だった
☆★茉緒side.end★☆
私のことなんてもうどうでも良いのでしょう?
「どうして、戻ってくるの...」
記憶は無いのに、ひどく心が痛む
胸元を押さえて、しゃがみこんだ
部屋から出てきた母様と父様に気付いてもらえないかと
期待して、裏切られる
「大丈夫ですか?」
どうして...
母様達でさえも、気付かなかったのに
貴女はいつも、無意識に私を救うの...?
それだから、貴女が壊せないのよ、私は
不意に視界が眩んで、意識を手放す
その直前に聞いたのは、
大嫌いに"なりたかった"あの子の声だった
☆★茉緒side.end★☆