蒼姫様は、守られません!!③~完~
「久し振りですねぇ、お嬢」

「そうね。それにしても、

随分と私達の逆鱗に触れたかったようだけど、覚悟はいいのよね?」



全員、抗争が始まったらブチ切れると思うけど?

まぁ、いいよね

そっちが悪いんだから



「〈狂華〉」

「〈月蝶〉」



二人で頷いて、手始めに前の方にいる15人前後をぶっ飛ばす

あ、ガチ切れなうなので口調は荒れてるよ



「よし、じゃあ、みんな

思う存分、好きなだけ暴れな」



その瞬間、全員がゆらりと動き出した

そして、次々とぶっ飛ばして行き、

私達の道を開けた



「さぁ、まずは銃やナイフ集めだね」

「おう」



回収したものを上着の内ポケットに突っ込んだ

ふと、ヘアゴムが切れた

というか、切られた



「一条...」

「お嬢には数え切れないほど貸しがあるんですよ」

「別に、律儀に1つずつ返さなくてもいいのに」


< 62 / 101 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop