蒼姫様は、守られません!!③~完~
そうして、話を進めていくこと一時間
意外とスムーズに話は纏まった
「にしても、お二人ともまだお若いですよね」
「もう30ですが、そう見えます?」
「ええ、とても」
椏美さんも尊さんも優しそうで素敵な雰囲気がある
そして、何より若そう
「こんな素敵な人達に仕えてて
なんでそんなふうになったのよ、一条」
ソファに腰掛ける夫妻の傍で正座させられている一条に声を掛ける
夫妻は楽しそうに笑っていた
うわー、Sの人達だ
すごい見慣れた笑顔
あ、一条の足が震え始めた
どんだけ辛いんだか
「あ、もうお話終わりました?」
「うん。どうかしたの、理?」
「姫が...」
みお姉ー!と叫びながら、蘭は私に抱き着いてきた
さっきまで寝ていたのか、半分目が寝てるけど
「怖い夢でも、見た?」
「うん。みお姉がわたしをかばって、目をさまさなくなるゆめ」
涙を溢しながら言う蘭
不謹慎かもしれないけど嬉しかったりした
この夢は、もしかしたら、予知夢だったのかもしれない
意外とスムーズに話は纏まった
「にしても、お二人ともまだお若いですよね」
「もう30ですが、そう見えます?」
「ええ、とても」
椏美さんも尊さんも優しそうで素敵な雰囲気がある
そして、何より若そう
「こんな素敵な人達に仕えてて
なんでそんなふうになったのよ、一条」
ソファに腰掛ける夫妻の傍で正座させられている一条に声を掛ける
夫妻は楽しそうに笑っていた
うわー、Sの人達だ
すごい見慣れた笑顔
あ、一条の足が震え始めた
どんだけ辛いんだか
「あ、もうお話終わりました?」
「うん。どうかしたの、理?」
「姫が...」
みお姉ー!と叫びながら、蘭は私に抱き着いてきた
さっきまで寝ていたのか、半分目が寝てるけど
「怖い夢でも、見た?」
「うん。みお姉がわたしをかばって、目をさまさなくなるゆめ」
涙を溢しながら言う蘭
不謹慎かもしれないけど嬉しかったりした
この夢は、もしかしたら、予知夢だったのかもしれない