蒼姫様は、守られません!!③~完~
「みんなも、瞬矢と同じ...?」




気まずそうに目を背けられる

どうして、そんな考えに至るの?




「愛桜ちゃん、どうして俺達がこう言うのか

本当は、わかってるんでしょ?」




確信を持った声で優に告げられて、肩が跳ねる

わからない....わかりたくない

わかってる、けど....




「守りたいものの優先順位は決めなきゃいけないよ」



優、



「優しさだけじゃ、もうダメなんだ」



立騎、



「それであの子が守れるほど、この世界は甘くないでしょ?」



雛乃、



「ここで、甘さを見せたら、全部壊れる」



瞬矢、



「そろそろ冷酷さだって、持ち合わせなきゃいけないんだ」



奏翔、
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