俺の彼女が可愛すぎて困る。




「わぁ、やっぱり可愛い!」



店長さんに今日からお願いしますと挨拶をしてから詩乃に連れてきてもらったのは、従業員の控え室。



ロッカーにはお店の制服がしっかりとシワを伸ばされて、ハンガーにかけられていた。



茶色がベースの制服。



私に似合うんだろうか……



ここでまた新たな問題が出てきてしまった。



「よし、着替えたら基本的なこと教えてあげるね!」



「うん、お願いします」



そう言葉を交わしてからそれぞれ制服に着替える。



……こんな感じだろうか。



一通り着替え終えて、全身ミラーの前で身なりを確認する。



今回特別に貸してもらった制服だけど、私のために用意されたんじゃないかと思ってしまうくらいピッタリなサイズだった。



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