俺の彼女が可愛すぎて困る。

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楽しい時間ほど、すぐに過ぎてしまうもの。



夏休みなんてあっという間だった。



アルバイトと課題に追われた夏休みだけど、詩乃と一緒にショッピングをしたりお祭りに行ったり……



なかなか充実した夏休みだったと思う。



だから、２学期初日の登校は憂鬱だ。



学校に来てからも、夏休み短すぎ、なんで今日から学校なの？と愚痴の嵐。



それは私も例外ではなくて……



「ねぇー詩乃ぉ、今日からまた学校だよ？勉強だよ？やだ……」



「んー？でも、夏くんに会えるんだからいいんじゃない？」



「そうだね、また夏くんと……って、詩乃のばかぁ！」



もう、当たり前のように話すから、騙された！



最近、詩乃からの意地悪が段々と酷くなってる気がする……



私はそんな詩乃に怒っているのに、当の本人はニコニコと笑っていた。