俺の彼女が可愛すぎて困る。
「ハルは夏くんのこと好きなの?」
「……っ!?」
次にガタンと音を立てて立ち上がるのは私の方。
思わず立ち上がってしまったことに恥ずかしくなって、そっとまた席につく。
「そんなこと、ないもん」
「もう、そろそろ自分の気持ちに正直になりなさいよ、ハル」
「正直に……」
ずっとおかしかったんだ。
夏くんと一緒にいると、ドキドキして……
ハルって名前を呼ばれるだけで嬉しくなる。
夏くんと話している時間が楽しい。
夏くんが他の女の子と話していると、胸がチクッと痛む。
夏くんと一緒にいたい。
この気持ちは……