俺の彼女が可愛すぎて困る。
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仕事。
そう考えると嫌になってしまうアルバイト。
でも夏くんのため、そう思うとどんなに忙しい日でも頑張れる。
「美風さーん、この料理運んでくれる?」
「はい、今行きます!」
久しぶりのアルバイトは、一度経験はしていたとはいえ数ヶ月あけてしまっていたから最初はやっぱり失敗してしまうこともあって……
落ち込んでいると一緒のシフトになっていた詩乃が励ましてくれたり、他の店員さんも優しくフォローしてくれて。
数週間働くうちに何となく感覚も思い出してきて、スムーズに動けるようにもなってきた…と思う。
「いらっしゃい……な、夏くんっ!?」
忙しいお昼の終わり頃。
もう少しで休憩時間だと気合いを入れていた時にちょうどお店にお客さんが入ってきた。