俺の彼女が可愛すぎて困る。



「お疲れ、ハル」



「ありがとう夏くんっ。食べたいもの決まった?」



「メニューたくさんあるから迷ってて……今日のハルのオススメは?」



今日のオススメメニューは確か……



「ボリュームたっぷりサンドイッチ?」



「じゃあそれにする。ハルは?」



「私も同じのにしよっかな」



何度もテーブルに運んでいたから、その度に美味しそうだなって思っていたんだ。



手に持っていると匂いも漂ってくるし、仕事中ずっと気になっていた。



サンドイッチは待たなくてもすぐに出てきて、目の前に大きなサンドイッチが置かれた。



「ごゆっくりどうぞ〜」



去り際に状況がわかっている先輩にウインクされたのはとっても気になるけど……



「思ってた以上に大きくて美味しそうだね」



「店長のオススメメニューだもん、絶対美味しいよ!」



いただきます、と2人で同時に口へ運ぶ。



「んー!美味しいっ」



さすが店長!!



レタスのシャキッとした食感も最高だし、具沢山で大満足。



夏くんも目の前でとても美味しそうに食べていて、オススメして良かったとほっとする。


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