俺の彼女が可愛すぎて困る。
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緊張する……
街でもテレビでもクリスマスソングが流れるクリスマス当日。
もこもこのニットにチェックスカートを履いて、足元には少しだけヒールのあるブーツ。
伸ばしていた髪の毛は、詩乃に頼んでゆるく巻いてもらった。
「大丈夫?忘れ物ない?」
「夏くんへのプレゼントも持ったし大丈夫だと思うけど……気持ちが大丈夫じゃないっ!!」
夏くんと過ごす時間はとても楽しくて幸せだけど、ドキドキしすぎて心臓がもたないんだもん。
「今日は頑張るんでしょ?私は応援してるから」
「ありがとう!大好き詩乃っ」
詩乃に背中を押されて出てきたものの……
やっぱり緊張はおさまってくれない。