俺の彼女が可愛すぎて困る。
好きだよ、ハル
「今日も可愛いね、ハル」
「な、夏くんっ!」
"今日も可愛いね"
そう言うのが日課になっている夏くん。
可愛くないから、と何度も否定するんだけれど、決まって夏くんは……
「本当に可愛いよ?」
と甘い声で返してくる。
はっきりとストレートにぶつけてくるその甘い言葉たちに、いつも恥ずかしくて照れてしまう私。
そんな姿がまた可愛いと言って、もうエンドレス。
私の気がなかなか休まらない。
「あれ、手止まってるよ」
「……誰のせいっ」
「ん?なんか言った?」
「何でもないから」