Re:君のすべてに<短編>
小走りで駆け寄ってくる女。

「ごめん、待った?」

「大丈夫。」

「そう。」

「うん。」

「あ、なんか頼もうよ♪」

メニューを見ながら、少し微笑んでる君の顔を見つめる。


―君はこんな俺(ところ)にいて、幸せなのか?


そんなこといつも思ってる。こんな奴は、俺なんかにはもったいないって思う。
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