~キミがスキ~
~第7話~
最初の目的地は社会の勉強も含まれている。
「せっかくの修学旅行なのに最初から社会関係とか最低だよね・・・。」
外の広場で館内の注意事項や説明などを15分程受けていた。
中に入るまでは、“めんどくさい、早く次の場所に行きたい”、そんなことばかり言っていた。
でも、注意事項や説明が終わり、班での自由行動になったとき、急に遊び心がわいてきて、みずきと2人で館内を走り回っていた。
岡たちのことはすっかり忘れて次から次へといろんなコーナーを見ていった。
班行動だということに私が気づき後ろを振り返ると、岡たちは息を荒くして床に座り込んでいた。
「お前らさぁ・・・、幼稚園児かよ? つーか、足速すぎ・・・。」
ようやく止まった私たちに話かけてきたのはタクミだった。
走りすぎて息が切れているからしゃべりかたがヘンだ。
そんなタクミに私は、「ゴメンゴメン。 お詫びに今度はタクミたちの行きたいところについて行ってあげるから~!!」と言った。
私たちは体育のときに走っているスピードと同じ速さで走っているつもりだったが、岡たちはついて来れなかったのだろう・・・。
そんなとき、「もう自由行動の時間終わりだし・・・。 てか、終わってるし。」という岡の鋭いツッコミが入ってきた。
申し訳ない顔をしながら、私たちは最初に集まった広場に戻った。
私たちが広場に戻って来たときは、もう全部の班が戻ってきていてその全部の班が整列をして座っていた。
「みんなの視線が痛い・・・。」
「みんなめちゃくちゃ怖い顔してる・・・。」
私たちが集合時間に10分も遅れたため、みんなは眉間にシワを寄せて私たちを睨んでいる。
「“みんなゴメン・・・。”」私は心の中でそう思った。
「せっかくの修学旅行なのに最初から社会関係とか最低だよね・・・。」
外の広場で館内の注意事項や説明などを15分程受けていた。
中に入るまでは、“めんどくさい、早く次の場所に行きたい”、そんなことばかり言っていた。
でも、注意事項や説明が終わり、班での自由行動になったとき、急に遊び心がわいてきて、みずきと2人で館内を走り回っていた。
岡たちのことはすっかり忘れて次から次へといろんなコーナーを見ていった。
班行動だということに私が気づき後ろを振り返ると、岡たちは息を荒くして床に座り込んでいた。
「お前らさぁ・・・、幼稚園児かよ? つーか、足速すぎ・・・。」
ようやく止まった私たちに話かけてきたのはタクミだった。
走りすぎて息が切れているからしゃべりかたがヘンだ。
そんなタクミに私は、「ゴメンゴメン。 お詫びに今度はタクミたちの行きたいところについて行ってあげるから~!!」と言った。
私たちは体育のときに走っているスピードと同じ速さで走っているつもりだったが、岡たちはついて来れなかったのだろう・・・。
そんなとき、「もう自由行動の時間終わりだし・・・。 てか、終わってるし。」という岡の鋭いツッコミが入ってきた。
申し訳ない顔をしながら、私たちは最初に集まった広場に戻った。
私たちが広場に戻って来たときは、もう全部の班が戻ってきていてその全部の班が整列をして座っていた。
「みんなの視線が痛い・・・。」
「みんなめちゃくちゃ怖い顔してる・・・。」
私たちが集合時間に10分も遅れたため、みんなは眉間にシワを寄せて私たちを睨んでいる。
「“みんなゴメン・・・。”」私は心の中でそう思った。