たとえ嫌だと言われても、俺はお前を離さない。
「今更恥ずかしがるんじゃない。ああ、安心しろ。さすがに初めて経験したばかりで身体が辛いだろうから、二回戦目は我慢してやる」
「二回戦って、ふわっ⁉︎」
最後まで言い終わるより先に、しゃがみ込む私のことを部長は軽く持ち上げる。
「ど、どこへ行くんですかっ」
「ベッドだ」
「自分で歩けますけどっ」
「身体痛いんだろ。無理するな」
そうだけど! 痛いけど! 恥ずかしい〜!
おまけに「お前が嫌じゃないなら、風呂一緒に入りたいんだが?」なんて、口元に薄っすらと笑みを浮かべながら言われるから、もっと恥ずかしくなる。
「お、お風呂は嫌ですっ」
「嫌と駄目、どっちだ?」
「嫌ですっ」
優しいけど強引で、そしてどこか意地悪で。
だけどそんな部長のことを、私はこれからきっと好きになっていくーー。
「二回戦って、ふわっ⁉︎」
最後まで言い終わるより先に、しゃがみ込む私のことを部長は軽く持ち上げる。
「ど、どこへ行くんですかっ」
「ベッドだ」
「自分で歩けますけどっ」
「身体痛いんだろ。無理するな」
そうだけど! 痛いけど! 恥ずかしい〜!
おまけに「お前が嫌じゃないなら、風呂一緒に入りたいんだが?」なんて、口元に薄っすらと笑みを浮かべながら言われるから、もっと恥ずかしくなる。
「お、お風呂は嫌ですっ」
「嫌と駄目、どっちだ?」
「嫌ですっ」
優しいけど強引で、そしてどこか意地悪で。
だけどそんな部長のことを、私はこれからきっと好きになっていくーー。