マイ・ファースト・ラブ
少しの間、その体制のままボーっとしていると、龍歌ちゃんのことが思い浮かんだ。その瞬間、脳裏に浮かんできた言葉の数々。

「あっ!歌詞かけそう!」

俺はパラパラとノートをめくり、新しいページに思い浮かんだ言葉をひたすら書いた。

チュンチュン

鳥の声とともに窓を見ると夜は、開けていた。

「5時か…」

時間を確認したあと、最後の1行を書いた。

「おっしゃ!できた!……ねみぃ〜」

とりあえず、音は飛颯(ハヤテ)に作ってもらうとして……寝よ!
俺は、深い眠りに落ちた。
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