マイ・ファースト・ラブ
「最後までいてくれてありがとう!」
「いえいえ、こちらこそ。いい歌を有難うございます!」
「良かったら、次回も来てよ!このアドレスのページで色々配信してるから。」
さっき書いたであろう紙を私は、受け取った。
可愛い字だな。
少し笑みが零れた。
「はい、喜んで!!」
「俺の名前は、柏木唱太。京都と大阪が活動拠点ね。」
「私は、平野龍歌。宜しくお願いします、唱太さん。」
「うん!よろしくね、龍歌ちゃん!」
「……」
私は、「龍歌ちゃん」という言葉に呆然とした。
剣道と空手をしていて、高校1年生にして剣道2段、空手初段を取っていた。
だから、男子には侍と言われ、女子には身長が高いせいか王子と言われている。
親族にもちゃん付けなんてされた事がない。
だから、そんな可愛らしい呼び方をされたのは生まれて初めてのように感じた。
「いえいえ、こちらこそ。いい歌を有難うございます!」
「良かったら、次回も来てよ!このアドレスのページで色々配信してるから。」
さっき書いたであろう紙を私は、受け取った。
可愛い字だな。
少し笑みが零れた。
「はい、喜んで!!」
「俺の名前は、柏木唱太。京都と大阪が活動拠点ね。」
「私は、平野龍歌。宜しくお願いします、唱太さん。」
「うん!よろしくね、龍歌ちゃん!」
「……」
私は、「龍歌ちゃん」という言葉に呆然とした。
剣道と空手をしていて、高校1年生にして剣道2段、空手初段を取っていた。
だから、男子には侍と言われ、女子には身長が高いせいか王子と言われている。
親族にもちゃん付けなんてされた事がない。
だから、そんな可愛らしい呼び方をされたのは生まれて初めてのように感じた。