マイ・ファースト・ラブ
帰り道 〜唱太Side〜
路上ライブが終わった後、帰りの電車を待つ駅のホームでは、少し暖かめの風が吹いていた。
キキィー!
電車の音がホームに響く。
ふと思った。
いつも通りの路上ライブの帰りと違う。
いつもより見える景色が光を帯びている。
今日は、何故だか特別な1日だった。
いつもだと人気が無いせいもあるけど、人を立ち止まらせれるのは、赤信号の時だけだからな…。
でも、今日は、「龍歌ちゃん」が来た。
最後まで立ち止まるどころか、ベンチに座って俺の歌を聞いてくれた。
キキィー!
電車の音がホームに響く。
ふと思った。
いつも通りの路上ライブの帰りと違う。
いつもより見える景色が光を帯びている。
今日は、何故だか特別な1日だった。
いつもだと人気が無いせいもあるけど、人を立ち止まらせれるのは、赤信号の時だけだからな…。
でも、今日は、「龍歌ちゃん」が来た。
最後まで立ち止まるどころか、ベンチに座って俺の歌を聞いてくれた。