chérie〜最愛の人へ〜
〜裕介side〜
この間、いいんちょーのお見舞いに行こうと決まり、まったくもって話が進んでない俺たち。
実際そんなもんだろうなぁ。
……でも、割かし俺は行きたい方だった。
個人的にお見舞行ってやるか。
と思いながら今日の部活もスタートする。
「はい聞いてーーー。」
部長の一声でみんなが黙った。
「今日部活6時までだったんだけど、先生がいないので今日は自主練ってことで。帰りたい人は帰っていいし、残りたい人は5時までねー。はい解散!」
部員は喜んですぐに帰った人もいた。
当然俺もすぐ帰ろうとしていたのだが、猿達が何やら話をしていたので耳を傾けた。
「いいんちょーのお見舞い今日行かない?せっかく帰れるし。」
「あぁ。いいじゃん。行こうよ。」
キヨが出した意見に、和は即答。
猿も根元も何も言わないので、俺たちはいいんちょーのお見舞いに行くことにした。
「いいんちょーのお見舞い行くのはいいんだけど、花は?」
「ここら辺に花屋なくね?」
「え、公園の近くにあるだろ。」
色々な意見が飛び交った。
花屋かぁ……あ。
「駅の中で買えばよくね?」
昔、兄貴と駅内の花屋で母の日のプレゼントを買ったことがあるのを思いだした。
「……さすが上岡。そうしよう!」
「病院とは逆方向だがこの際仕方ないだろ。」
キヨと根元は俺の意見に賛同してくれ、和はそそくさと楽器を片していた。
俺も帰る準備をしていると、猿とキヨと根元でなんだかコソコソ話し始めた。
気になって近くによると
「あ、楽譜もらうの忘れたなぁ」
……あからさまにはぐらかされた気がする。
実際そんなもんだろうなぁ。
……でも、割かし俺は行きたい方だった。
個人的にお見舞行ってやるか。
と思いながら今日の部活もスタートする。
「はい聞いてーーー。」
部長の一声でみんなが黙った。
「今日部活6時までだったんだけど、先生がいないので今日は自主練ってことで。帰りたい人は帰っていいし、残りたい人は5時までねー。はい解散!」
部員は喜んですぐに帰った人もいた。
当然俺もすぐ帰ろうとしていたのだが、猿達が何やら話をしていたので耳を傾けた。
「いいんちょーのお見舞い今日行かない?せっかく帰れるし。」
「あぁ。いいじゃん。行こうよ。」
キヨが出した意見に、和は即答。
猿も根元も何も言わないので、俺たちはいいんちょーのお見舞いに行くことにした。
「いいんちょーのお見舞い行くのはいいんだけど、花は?」
「ここら辺に花屋なくね?」
「え、公園の近くにあるだろ。」
色々な意見が飛び交った。
花屋かぁ……あ。
「駅の中で買えばよくね?」
昔、兄貴と駅内の花屋で母の日のプレゼントを買ったことがあるのを思いだした。
「……さすが上岡。そうしよう!」
「病院とは逆方向だがこの際仕方ないだろ。」
キヨと根元は俺の意見に賛同してくれ、和はそそくさと楽器を片していた。
俺も帰る準備をしていると、猿とキヨと根元でなんだかコソコソ話し始めた。
気になって近くによると
「あ、楽譜もらうの忘れたなぁ」
……あからさまにはぐらかされた気がする。