16年越しの“愛してる”
そして迎えた動物園に行く日

彼の車で行くことになった

楽しみすぎて眠れなかった私に彼は毛布をかけてくれて寝てていいよ、と言ってくれた

彼の優しさにキュンとして私たちは動物園に向かった

私は途中から夢の中に入っちゃったけど

『莉愛?起きれる?着いたけど…』

『んぅ?着いちゃの?』

呂律がおかしかったけど、寝てたからしょうがない!

と割り切った私

でも、、

『//////////』

目の前にいる彼の顔が真っ赤。

なんでかはよく分からなかった。

てか、とくに気にせず、動物園に行った


沢山の動物を見て、わたしは彼と楽しんだ

日が沈み始め、夕方になってきたなぁと、実感した

今思えば、ここで、トキが止まればよかった。

って、思う。



『あれ?優作ジャン!』

どこからか出てきた謎の美少女。

『お?早苗(さなえ)かー!』

どうやら、彼のこと知り合いみたい

私と彼は大学で出会った。

つまり、小中高校のときは知らない。

だから、知らない人に出会うのはしょうがなかった

『優作とここで会えるとか、うち、嬉しすぎ!!一昨日ぶりだし!』

一昨日も会ってたんだ、、

話の分からない私は空気になるしかなかった。

『ははっ!早苗は、相変わらずテンションたけーな!』
< 25 / 85 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop