16年越しの“愛してる”
「とにかく、中入りましょー!あ、二人ともご飯食べた?」
玄関先で、話すのには少し寒かった
「食べたよー!美味しかった!ママの手料理は最高だしー!」
明るく話す愛叶ちゃんは、莉愛にすごく似てる
☆*☆*☆*☆*☆*☆*
「二人に、話したこと勘違いだったの。」
そう言って話しはじめた莉愛
「じゃあ、ママは再婚?したいの?」
「そう。二人が認めてくれるまでは結婚しないから、安心してね?」
「勘違いって言っても、子供産むのに、そんな母さんを一人にさせた人、認めたくない!」
こいつ。
莉愛思いだな
「違うの!優輝。子供が出来たこと黙ってたの。だから、優作は悪くないの。」
莉愛、さっきから俺のこと庇いすぎ
「そのことについては本当に莉愛に悪いことしたって思ってる。あの時、莉愛居なくなって、どうしていいか分からなくて、それに…なんの手がかりもなくて、探すに探せなかった。だから、莉愛が、また帰って来てくれるために、財力だけでもあげようとしたんだ。君たちに認めてもらえるように、頑張る。だから、莉愛と一緒にいるのだけは許してくれないか?」
玄関先で、話すのには少し寒かった
「食べたよー!美味しかった!ママの手料理は最高だしー!」
明るく話す愛叶ちゃんは、莉愛にすごく似てる
☆*☆*☆*☆*☆*☆*
「二人に、話したこと勘違いだったの。」
そう言って話しはじめた莉愛
「じゃあ、ママは再婚?したいの?」
「そう。二人が認めてくれるまでは結婚しないから、安心してね?」
「勘違いって言っても、子供産むのに、そんな母さんを一人にさせた人、認めたくない!」
こいつ。
莉愛思いだな
「違うの!優輝。子供が出来たこと黙ってたの。だから、優作は悪くないの。」
莉愛、さっきから俺のこと庇いすぎ
「そのことについては本当に莉愛に悪いことしたって思ってる。あの時、莉愛居なくなって、どうしていいか分からなくて、それに…なんの手がかりもなくて、探すに探せなかった。だから、莉愛が、また帰って来てくれるために、財力だけでもあげようとしたんだ。君たちに認めてもらえるように、頑張る。だから、莉愛と一緒にいるのだけは許してくれないか?」