16年越しの“愛してる”
「ね、ねぇ。今の羅夢?どうしたの?」
あ、愛叶のこと忘れてた…
でも…
「わり。愛叶。今は一刻を争うんだ!」
愛叶はなにかを察したようで黙っててくれた
“もしもし?”
「優作さん!!お願いです!多分、会社の前で中学生と大人が揉めてるんです!少女を、助けてください!!」
優作さん。
頼む!
“すぐ行く。”
よかった。
俺も行こう!
「愛叶。ミヤマアルファに行くぞ」
「へ?あっ。うん!」
俺と愛叶はチャリをぶっ飛ばしてミヤマアルファに来た…
のは、いいんだが。
俺らみたいな中学生は会社に入れねーよな。
どうしたら…
と、思っていたら…
「あの、すみません。ミヤマアルファの社長に会いたいんですけど…」
中から出てきた社員に声を掛けている人…
愛叶だ…
「社長に?うーん…。君たちまだ、高校生くらいでしょ?社長に合わせるのは…」
ですよね、、
普通はそうですよね…
「ってか、あの人思い出すなぁ…」
ん?
「あの人?」
「あれ?口に出してた?林…莉愛さんとか言ってたっけ?その人が社長を訪ねにきたの。綺麗な人だったから、思わず連絡先聞いちゃって、社長に教えたの。しばらくしたら、社長…ご機嫌でね!もしかしたら、社長の探してる元奥さんなのかなー?って。」
母さん案内したのもコイツかよ。
「それ、正しいっすよ。俺ら、2人の子供なんで。」
「えぇ!?ほんとに!?」
この女。
うざい。
ガチで
「ねぇ!!そんなことより、社長に合わせて!」
「あ、そか!こっちよ。」
そう言って、ちょいウザ女は社長室に案内してくれた
コンコン
「倉橋(くらはし)です。」
「どうぞ。」
あ、愛叶のこと忘れてた…
でも…
「わり。愛叶。今は一刻を争うんだ!」
愛叶はなにかを察したようで黙っててくれた
“もしもし?”
「優作さん!!お願いです!多分、会社の前で中学生と大人が揉めてるんです!少女を、助けてください!!」
優作さん。
頼む!
“すぐ行く。”
よかった。
俺も行こう!
「愛叶。ミヤマアルファに行くぞ」
「へ?あっ。うん!」
俺と愛叶はチャリをぶっ飛ばしてミヤマアルファに来た…
のは、いいんだが。
俺らみたいな中学生は会社に入れねーよな。
どうしたら…
と、思っていたら…
「あの、すみません。ミヤマアルファの社長に会いたいんですけど…」
中から出てきた社員に声を掛けている人…
愛叶だ…
「社長に?うーん…。君たちまだ、高校生くらいでしょ?社長に合わせるのは…」
ですよね、、
普通はそうですよね…
「ってか、あの人思い出すなぁ…」
ん?
「あの人?」
「あれ?口に出してた?林…莉愛さんとか言ってたっけ?その人が社長を訪ねにきたの。綺麗な人だったから、思わず連絡先聞いちゃって、社長に教えたの。しばらくしたら、社長…ご機嫌でね!もしかしたら、社長の探してる元奥さんなのかなー?って。」
母さん案内したのもコイツかよ。
「それ、正しいっすよ。俺ら、2人の子供なんで。」
「えぇ!?ほんとに!?」
この女。
うざい。
ガチで
「ねぇ!!そんなことより、社長に合わせて!」
「あ、そか!こっちよ。」
そう言って、ちょいウザ女は社長室に案内してくれた
コンコン
「倉橋(くらはし)です。」
「どうぞ。」