16年越しの“愛してる”
中を覗くと、ベットの上で寝ている羅夢。
よかった。
「社長の子だと名乗る子達を連れてきました。」
名乗るって…
事実だっつーの。
「ん?あ、2人とも…。わざわざここまで…。優輝が言ってた少女は寝かせておいたよ。倉橋さん下がりなさい。ありがとう。」
社長って顔してる。
母さんといるときは甘々なのに。
「その子、男の人とかなり揉めてたよ。思いっきり会社の前で殴ってるし…とりあえず、その子を保護して、警察に引き渡しておいたから。」
ほんと、この人すごい
「羅夢、もしかして、元お父さんと?」
あ、話すの忘れてた。
「そう電話がきた。」
「ん?羅夢って言った?それって!」
あっ。
この人に喋っちまったんだ。
愛叶が!
「そうだよ!!」
2人で盛り上がりそうな勢い。
羅夢、お願いだ!
起きてくれ!!
「んっ。」
え?
ほんとに起きるし。
よかった。
「社長の子だと名乗る子達を連れてきました。」
名乗るって…
事実だっつーの。
「ん?あ、2人とも…。わざわざここまで…。優輝が言ってた少女は寝かせておいたよ。倉橋さん下がりなさい。ありがとう。」
社長って顔してる。
母さんといるときは甘々なのに。
「その子、男の人とかなり揉めてたよ。思いっきり会社の前で殴ってるし…とりあえず、その子を保護して、警察に引き渡しておいたから。」
ほんと、この人すごい
「羅夢、もしかして、元お父さんと?」
あ、話すの忘れてた。
「そう電話がきた。」
「ん?羅夢って言った?それって!」
あっ。
この人に喋っちまったんだ。
愛叶が!
「そうだよ!!」
2人で盛り上がりそうな勢い。
羅夢、お願いだ!
起きてくれ!!
「んっ。」
え?
ほんとに起きるし。