16年越しの“愛してる”
「えぇ!?そうなの!?ありがとう。でも、その…社長とはどんな関係なの?」
え…
マジで聞いてないのかよ…
「母さんの元旦那。」
その瞬間、羅夢の表情は暗くなった
「私のね、お父さんは、私のこと大っ嫌いらしいの。消えてって言われたのっ…」
そーゆー人もいるんだ。
ってことは優作さんはきっといい人なんだろう。
俺の電話一本で見知らぬ人を助け、寝かせてくれた。
いい人なんだ
「羅夢、消えたらダメだ。俺が悲しいから。あと、愛叶も。琴葉も。な?消えたらダメだぞ。」
好きって伝えたい。
なぜか今、
「俺は、お前が好きだ。消えたら許さねーからな。」
あっ。
こんな風に伝えるつもりじゃないのに!!
まぁ、いっか!
「す…き?」
泣き腫らした目
そんな姿さえも愛おしい。
「そう。俺が羅夢のことを。返事とかいらないから。俺が一生思い続けてるから。」
え…
マジで聞いてないのかよ…
「母さんの元旦那。」
その瞬間、羅夢の表情は暗くなった
「私のね、お父さんは、私のこと大っ嫌いらしいの。消えてって言われたのっ…」
そーゆー人もいるんだ。
ってことは優作さんはきっといい人なんだろう。
俺の電話一本で見知らぬ人を助け、寝かせてくれた。
いい人なんだ
「羅夢、消えたらダメだ。俺が悲しいから。あと、愛叶も。琴葉も。な?消えたらダメだぞ。」
好きって伝えたい。
なぜか今、
「俺は、お前が好きだ。消えたら許さねーからな。」
あっ。
こんな風に伝えるつもりじゃないのに!!
まぁ、いっか!
「す…き?」
泣き腫らした目
そんな姿さえも愛おしい。
「そう。俺が羅夢のことを。返事とかいらないから。俺が一生思い続けてるから。」