【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
ミュールをパタパタと鳴らして咲希さんは走り去った。

あれ? 買ったばかりで歩きにくかったんじゃなかったの?
それ、嘘だった、ってこと?

オレと手をつなぐために?
オレと……。


「……っ。ぐわわわわわわわーっ!!!」


オレは歩道に崩れ落ちた。


「咲希ちゃん……ああ……」


唐澤の恋は前途多難です……はあ。


(終わり)


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