【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
足音が近づいてくる。どうしよう。まだ何も身につけていない。胸を隠していたブランケットの裾をぎゅっと握る。
かちゃ。ドアノブが回されて、ドアがゆっくりと開いた。隙間から顔をのぞかせる雅さん。白いVネックのシャツをラフにかぶり、ベージュのチノパンに焦げ茶のソックスを合わせていた。
オン、というよりオフの格好。飾らないさらりとした着こなしに男の色気が乗っていて。
私と目が合うと雅さんはにっこりと笑う。
「起きたの、ハニー」
雅さんは優しい笑みを浮かべてベッドに近寄ってくる。ベッドに腰掛け、私の肩を抱く。
「紬、おはようのキスを」
さらりと甘い言葉を発して、ちゅ、と私の頬にキスを落とす。こめかみにも額にも、鼻にも。そして唇にも。雅さんの息がくすぐったくて肩をすくめる。
そんな私の顔を直近でみつめてくる。優しい眼差しで。
「は、恥ずかしい、です。見ないで……」
「朝日に照らされる紬もきれいなんだから、見たくなるのは当然」
「そんなこと……んん……」
かちゃ。ドアノブが回されて、ドアがゆっくりと開いた。隙間から顔をのぞかせる雅さん。白いVネックのシャツをラフにかぶり、ベージュのチノパンに焦げ茶のソックスを合わせていた。
オン、というよりオフの格好。飾らないさらりとした着こなしに男の色気が乗っていて。
私と目が合うと雅さんはにっこりと笑う。
「起きたの、ハニー」
雅さんは優しい笑みを浮かべてベッドに近寄ってくる。ベッドに腰掛け、私の肩を抱く。
「紬、おはようのキスを」
さらりと甘い言葉を発して、ちゅ、と私の頬にキスを落とす。こめかみにも額にも、鼻にも。そして唇にも。雅さんの息がくすぐったくて肩をすくめる。
そんな私の顔を直近でみつめてくる。優しい眼差しで。
「は、恥ずかしい、です。見ないで……」
「朝日に照らされる紬もきれいなんだから、見たくなるのは当然」
「そんなこと……んん……」