【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
でも雅さんが何かした、というのは確実だろう。
私が持参したデータに何か不具合でも?
でも上役には承認を得たデータだし、平社員の私に何ができるわけでもない。
私の携帯が鳴った。呆然とした頭で相手が誰だか確認せずに出てしまう。もしもし、というその声に私の体が震えた。
「橘さん……?」
今夜会えないか、といういつものような誘い方だった。
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