【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔

雅さんの人差し指が私の唇をなぞる。


「明日、パーティーに同伴してほしい」
「パーティー?」
「異業種交流会みたいなものだからドレスコードはない。スーツでいい」



いつものように優しく笑みをうかべながらも、ほんの少し、切なさをのぞかせた気がする。

私のこめかみにキスを落とし、雅さんは帰っていった。







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