チェンジ! ~僕に恋して君を愛する~
「でも医者は世襲でなれるものじゃないわよ。それに、ただ“なりたいから”という気持ちだけでなれるものでもない。勉強と資格が必要だわ。あなたも弟さんも、努力してお医者さんになったんじゃないの?」
「うん。そうだね。正直言って、医者以外で何の職業に就きたかったか聞かれても、何も思い浮かばなかったんだ。両親に用意された道を、ただ流されるまま医者になったようなものだけど、それでも医者になって良かったと思ってるよ」
「そう」
「因みに言っておくけど、僕も弟も不正して医師免許を取得したんじゃないから!あくまでも実力で・・」
「わかってるわよもう。そんなにムキになっちゃって。ヘンなの」
なんて会話をしながら、いつの間にか「僕たち」は、茶碗を洗い終えていた。
僕たち、いい「夫婦」じゃないけど・・いい「チーム」、だよな?時子さん。
「うん。そうだね。正直言って、医者以外で何の職業に就きたかったか聞かれても、何も思い浮かばなかったんだ。両親に用意された道を、ただ流されるまま医者になったようなものだけど、それでも医者になって良かったと思ってるよ」
「そう」
「因みに言っておくけど、僕も弟も不正して医師免許を取得したんじゃないから!あくまでも実力で・・」
「わかってるわよもう。そんなにムキになっちゃって。ヘンなの」
なんて会話をしながら、いつの間にか「僕たち」は、茶碗を洗い終えていた。
僕たち、いい「夫婦」じゃないけど・・いい「チーム」、だよな?時子さん。