チェンジ! ~僕に恋して君を愛する~
「あぁもうビックリしたじゃないのぅ!急に意識飛んじゃって!」
「・・・え。ぼく・・?」

彼女が僕から降りてくれたおかげで、天井についている鏡が見えた。
そこに映っている明らかに逞しい体をしている男性も・・・全裸じゃないか!

だ、誰だ?この人。
ていうか、ここは・・どこだ?

ただ、目をパチパチと瞬きする「僕」の頬を、彼女が優しくペチペチと叩いた。

「りーさん。あんた、息止まってたんだよ」
「えっ!?えぇ、まぁ・・・」

そりゃあそうだよなぁ。だって僕、飛行機が墜落して死んでしまったはず・・・ちょっと待て。
じゃあここは・・これは何だ!?死後の世界ってやつなのか!?

「そりゃあ今日はあたしも激しく動きすぎたかなって思ったよ?でも、これくらい激しいのがいい、その方がモえるって、りーさん言ったじゃない。それに・・」

彼女が「僕」に顔を近づけた。
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