チェンジ! ~僕に恋して君を愛する~
「あ、そうだ!私、今月いっぱいでここを引っ越すって・・理元は知ってたけど、あなたは?」
「・・・へ?」
作業をピタッと止めた僕は、おずおずと時子さんの方を見た。
きっと僕の顔は、さっきの爆弾発言を徐々に理解していってるため、少しずつ驚きの表情に変化しているに違いない。
僕が思ったとおり、僕の顔を見ながら時子さんは「その様子じゃあ、やっぱり知らなかったみたいね」と言った。
「そ、そんなの聞いてない!今時子さんから聞いたばかりだよ!なんで・・・」
「学校に行くの」
「が・・・っこぅ?」
「うん。私、看護師になるの。そのために前橋の看護学校に行くのよ」
看護師に「なりたい」ではなく、「なる(の)」と言いきったところに、時子さんの覚悟が伺えた。
時子さんはきっと、看護師になることを夢見ていたに違いない。それも長年。
そんな、夢に向かって進もうとしている時子さんのことを、僕が応援しないわけないじゃないか!
「・・・へ?」
作業をピタッと止めた僕は、おずおずと時子さんの方を見た。
きっと僕の顔は、さっきの爆弾発言を徐々に理解していってるため、少しずつ驚きの表情に変化しているに違いない。
僕が思ったとおり、僕の顔を見ながら時子さんは「その様子じゃあ、やっぱり知らなかったみたいね」と言った。
「そ、そんなの聞いてない!今時子さんから聞いたばかりだよ!なんで・・・」
「学校に行くの」
「が・・・っこぅ?」
「うん。私、看護師になるの。そのために前橋の看護学校に行くのよ」
看護師に「なりたい」ではなく、「なる(の)」と言いきったところに、時子さんの覚悟が伺えた。
時子さんはきっと、看護師になることを夢見ていたに違いない。それも長年。
そんな、夢に向かって進もうとしている時子さんのことを、僕が応援しないわけないじゃないか!