幼なじみが好きでしょうがない


その後も、大雅が、手をつないでくれて、

あの、やばいくらいにでかい波も怖くなかった。


なんでそんな、波荒い時に、海なんかきたのよ。


あー怖かった。


でも、幸せだった。

大雅と手繋いだの、いつぶりだろう。


ゴツゴツしてて、男らしいけど、守ってくれそうなあの大きい手が、私は大好き。


昔はもっと、繋いでたんだけどなあ。



そんな風に出来ないよね…。





幼なじみって、いいのか、悪いのか、わかんない。


お互いのこと沢山知ってるけど。


幼なじみっていう、檻から出られないみたいに、私たちに進展はなかった。

でも、今日は違ったよね?





あー、楽しかった。


やっぱり、大雅が好き。


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