幼なじみが好きでしょうがない
「芽生…!大丈夫か?」
大雅の声が聞こえる。
「芽生?」
柊真の声も聞こえる。
【大雅Side】
「お前、今日、どこ行ったんだよ。」
「えっ、遊園地ですけど…」
「絶叫系とか乗ったんじゃねえだろうな」
「3本乗りましたけど…」
はぁ……とため息をついた。
「こいつ、絶叫系、苦手なんだよ。」
「え……」
「今日は、帰れ。」
そう言って、芽生を抱き上げて、家の中へ入り、芽生の部屋のベッドに寝かせた。
やっぱり、あいつと付き合い始めたんだな。
俺が、池田と色々してる間に……。
しょうがないよな。
わかってる。