幼なじみが好きでしょうがない
「てか、お前ら何かあったの?」
「いや、別に。」
まあ、昨日、あれだけ泣いてたから、恥ずかしいんじゃねえの。
「ふぅ~ん?」
ニヤニヤしてやがる。
まじでうぜえ。
「お前、早く何とかしねえと。」
「分かってるっ。でもさ……」
「お前…ほんと、女々しいよな。」
「…分かってるよ。そんなこと。」
珍しく、落ち込んでる。
ざまあみろだよな。
「よーし、休憩終了~始めるぞ~」
と、キャプテンの言葉に部員全員が答える。
「「「 うっす! 」」」
はぁ、だりい。
早く帰りて~。
芽生に…………会いたい。
つーか、芽生が付き合ってるやつ来てなくね?
「手嶋ってやつだっけ?最近全く来てねえよな。」
「サボりかよ。」
まだ、部活入ったばっかだろ。
女と遊んでんのか。
そうだとしたら許せねえ。