幼なじみが好きでしょうがない



でも……
勇気を出して、送信ボタンを押した。

携帯の画面には

『 " 手嶋柊真 " にメールを送信しました。』

あーーーーー
送っちゃった…………。


でも、良かったかも……。


っと、このままねられないから
再びリビングへ戻った。


大雅は、すでに二階に上がっていたようでもういなかった。


私は、浴衣を着替えようと思い、脱衣所へと向かった。


すると、

「おわっ、お前っ…」

「きゃーーーーーーっっっ!」


そう、着替えている途中に大雅が入ってきた。

「ちょ、ちょっ、早く出てってっ!」

「お、おお、おう。」


なんでっ、
二階上がったんじゃないのっ。

私は、パジャマ用のスウェットに着替えてリビングへ戻った。


「め、芽生……わ、悪い。」

「い、いや、下着は来てたし」

「いや、さっきも。」


えっ、
あ、あぁ……。



「あいつに送ったのか……?」

「う、うん……」

「返事は?」

「まだ…………」

「そっか、じゃあ、寝る。」

「あ、おやすみ。」


私も、その後すぐに寝た。

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