幼なじみが好きでしょうがない
彼の本当の姿。
【芽生Side】
「りり、ありがとう……ほんとにごめん…。」
「大丈夫だってば、そんなに謝らないで…?」
りりと別れて、私は、家の中へ入った。
家に入っても、家には誰もいなかった。
寂しいな。
でも、良かったのかも。
私は、そのまま二階の自分の部屋へと行き、ベッドに飛び込んだ。
その後も、いろんな思いがこみ上げてきて涙が止まらなかった。
「んん……」
いつのまにか、寝ていたみたい。
まだ、夕方で、親も帰っていなかった。
今日は早く寝よう。
色んなことがありすぎて……わけわかんない…………。
とりあえず、明日、柊真とはちゃんと話そう。