幼なじみが好きでしょうがない



すると、周りの男の子たちが、

「おい、日向だけナンパしてんじゃねえよ~」

えっ。


ナンパだったの!!!!?



すると、女の子も私の机の周りに集まってきた。

「ちょっと、高木さんびっくりしてるじゃんか。」


えっ、あ、あぁ。


「大丈夫です……よ?」


下を向いていた顔を上へあげた。

すると、周りにいた男子は

「ぉぁ……。」

と、顔を背けた。

「?」
と、首をかしげていると。

「ホームルーム始めるぞ~」
と、先生が教室に入ってきた。


すると、みんなは自分の席へと帰っていった。

「えっと……」と先生が話し始めた。

でも、私は、昨日のことが頭から離れなかった。

大雅……。
大雅っ……。

どうして、あんなことを?
今まであんな怖い顔したことなかったのに。



「……ぅ。めう。めうっ?」

へっ!?
あっ……。

「りり」

びっくりした……。


「入学早々、モテモテじゃんか~」

えっ!?

「そ、そんなことないでしょ」


「でもさっき、言い寄られてたよね?後ろの、土……土…土なんとかくんに」

まだ、クラスメイト覚えてないんだ。
てゆうか、りり男の子に興味ないもんね。

理由は……。

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