幼なじみが好きでしょうがない



そして、月曜日。


柊真がいると思って、教室に入りづらかったんだけど…………今日は休みだった。


ホッとした自分がいた。


お昼休み。

私は、1人で2年生の教室のある階へ向かった。


そして、1組に行って

「爽太くん……!」

私が声をかけると、笑ってこちらへ向かってきた。


「ごめんね、来てくれてありがとう。」

「ううん、それより……」

「場所、変えようか。」


そう言って、空き教室へ向かった。

「5時限目サボることになっちゃうかも……」

え?
まだ時間たくさんあるけど…………?


「長く……なるから……」


なんの話なんだろう。

嫌な話?悲しい話?


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