幼なじみが好きでしょうがない
その日。
家に帰ると、なぜか、大きい靴とそれよりは少し小さい靴があった。
どれも男用。
え?
だれ……?
リビングに行くと、
またまた、見覚えのある人が座っていた。
「芽生ちゃん。こんばんわ。」
「こんばんわ……」
今度はなに…………?
「おじさん、今日は…どうしたの……?」
震える声で聞いた。
すると、
「実は、もう一度アメリカに戻ることが決まって…………
大雅も一緒に行くことになったんだ。」
え……………………。
大雅が、アメリカ……?
信じられない……。そんなの…………。
そんなの嫌っ。