幼なじみが好きでしょうがない
「二人とも……!…………健全なお付き合いをしなさいよ~!!!……子供は結婚してからよ!」
こ、ここここ、コドモ!?
「な、なななな、な、何言ってんの!?お母さん!!!」
「ふふふ」
と、この大人達は、笑ってる。
でも……嬉しい。
大雅…と………また一緒に暮らせる……。
私たちは、再び、大雅の部屋に戻った。
「芽生…………」
「え…………?」
「好きだよ。」
「!?」
「ずっと前から、好き。」
私は、すごく恥ずかしくなって、下を向いた。
「ふっ……可愛い。」
「へ!?」
お、おかしいよ!?
でも、私は、大雅の体に抱きつき
「でも……よかった………………。」
そう言うと、さらに強く抱きしめられた。
幸せ。