幼なじみが好きでしょうがない
必死に否定してるのに
「ふ~ん?」
ニヤニヤしながら、私に聞いてくる。
な、なんなのよ!!!
確かに、優しいし、顔も……ってか、かなりカッコイイ!?この間も、告白されてたとこみた……かも…………。
割とモテるのかも……?
でも、恋愛対象では…ないかも?
ううんっ!そんなことは無い!!!!
大雅が、相手してくれない今…………とか、私何考えてんだ!?
最悪な女だ……。
「よしっ、魚釣れたから戻るよ!」
そう言って、りりと、私は、調理場へと向かった。
夜ご飯は…釣った魚。
あんまり好きじゃないからさ……。
あんまり食欲わかないや。
「ん~!美味しいっ!」
と、日向くんは喜んで食べてた。
「ん、あたしもういいや。」
そう言って、日向くんにあげた。
「えっいいの?」
目をキラキラ輝かしてる。
「あげる。私、風当たりたいから、向こう行ってるね。」
そう言って、みんなを置いて、その場を離れた。