幼なじみが好きでしょうがない
はぁ~……。
「芽生…?」
えっ、誰……
「大丈夫か?体調悪いのか?」
そう聞いてくれる。
やっぱり優しいんだ。
「そういうわけじゃないよ。大丈夫。」
私がそういうと
「そっ、か。」
と、ホッとしたようにそう言った。
「やっぱり、やっぱり柊真は優しいね。」
と、私が言うと柊真は照れたように笑った。
「一緒にいると安心する。」
すると、柊真は驚いていた。
「はは、びっくりしてる。女の子には慣れてな…ひゃっ!?」
私が話してる途中で腕を引かれて、いつの間にか、柊真の胸の中にいた。
えっ、な、なにっしてんのっ……。
柊真から離れようとすると、ガチッと抱きしめられてて、離れられない。
「な、なにしてっ…「俺お前が好きだ。」
へっ!?
えっ!?
「入学式の時から、お前のことがきになってた。今日話してみて、やっぱり好きだって思ったんだ。」
えっ、えええええええええ!?