【SS集】1分で読める超短編 ☆ホラーver☆
大分涼しくなった夕暮れの道を歩く。
手にはけばけばしい赤と紫が混じった缶。
結局買っちゃったけど……
「まあいっか、60円だし」
なぜかお菓子売り場にあったそれは生ぬるい。
だけど喉が乾いたし、と思ってプルタブを持ち上げた。
「あ……」
『新☆パワー上げ太郎
よく振ってから飲んでね♪』
黄色で細く書かれたそれにしたがって振ってみると、中からちゃぷちゃぷという音とゴロゴロ転がるような音が聞こえた。
「果実でも入ってるのかなぁ?」
ものは試しだと思って飲んでみた。
「こ、これは………」
手にはけばけばしい赤と紫が混じった缶。
結局買っちゃったけど……
「まあいっか、60円だし」
なぜかお菓子売り場にあったそれは生ぬるい。
だけど喉が乾いたし、と思ってプルタブを持ち上げた。
「あ……」
『新☆パワー上げ太郎
よく振ってから飲んでね♪』
黄色で細く書かれたそれにしたがって振ってみると、中からちゃぷちゃぷという音とゴロゴロ転がるような音が聞こえた。
「果実でも入ってるのかなぁ?」
ものは試しだと思って飲んでみた。
「こ、これは………」