隣の殺人鬼
「青木主任、マジですか?」
「大丈夫。鳥越君って何だか人を惹きつける不思議なオーラみたいなものがあるから。
ニシダ製作所の人とも渡り合えるよ。」
「それ、似たようなこと松岡主任からも言われたことあります。
全然実感ないですけど。」
「みんな君の事が大好きなんだよ。
もちろん私もね。」
青木さんの言葉と笑顔に思わずドキッとした。
この場に他に誰もいなくて良かった・・。
みんなに聞かれたら、発狂されてしまうかも。
「お肉はまた今度だね。コンビニでお弁当買ってくるからちょっと待ってて。」
「え!いや青木主任に使いっ走りさせるみたいで悪いです。僕が買ってきますよ。」
「あなたは資料作成の事だけ考えて。
すぐ戻るからね。」