隣の殺人鬼




機嫌も直ってくれたことだし、そろそろ切り出してもいいだろう。


「ユヅキちゃん、実は・・ずっと我慢してた。」


「うん?」


「・・・トイレ行きたい。」


「え!?ていうか凄い汗!」


「お腹下したかも。」


「もう!ソフトクリーム2つも食べるからだよ!
早く行ってきて!」


「ごめん、すぐ戻る!」




あの状況では言い出せなかった。

あと5分遅かったら大惨事になっていた。

急いでトイレまで走ると、個室へ飛び込む。





第14話 完



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