隣の殺人鬼





お店を出ると既にタクシーが1台と、これまた黒光りの高級車が1台止まっていた。


高級車の運転席には白い手袋をはめた男性が待っている。


「鳥越君、第4秘書の浅村さんです。
私の運転手をしてくれています。」


運転手の浅村さんに軽く会釈をする。



「では鳥越君、辞令が出たら正式によろしく頼むよ。」

社長が車に乗り込む。



「ありがとうございます。
一生懸命頑張ります。
本日はご馳走様でした。」


高級車を見送ってからタクシーに乗った。





第15話 完


< 205 / 324 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop