隣の殺人鬼




―――――― 


「どうぞ、得意料理の焼きそばです。」


買い出しを終えて、三上さんの部屋に戻ると、ついでにキッチンを借りて焼きそばを作った。



「ずいぶん豪快だね!美味しそう!」


三上さんは大きめにカットした豚肉を箸で掴む。



「うん!美味しい!
ソースは鳥越君オリジナルなんだね。」


「このソース、卵黄が隠し味なんですよ。」


「へ~!!それは興味ある。
今度レシピ教えてよ!」


「はい喜んで!」








三上さんの部屋で昼食を済ました後は、またお互いの近況報告をしながら時間を潰した。


「洗い物まで悪かったね。助かったよ。」


「また何かあったらいつでも連絡してくださいね。」





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